2025年02月09日

相模野9

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西寒川駅の線路は途切れて、その先は道路。

元々、西寒川駅は末端の小さな駅だったわけでなく、古くは貨物線の途中に位置。国鉄買収以前の1921年、相模鉄道が茅ヶ崎駅から川寒川駅まで開通し、その途中に設置された四ノ宮駅が西寒川駅の前身。すぐに寒川駅から北へ向かう線路が開通して支線に変わった後、川寒川駅が廃止されて短縮。この先の線路は早くに廃止されたので道路に変わり、戦後も残っていた左の工場に入る線路は1970年代には撤去され、以降は1984年の廃止まで1日数本のディーゼルカーが来るだけの末端になっていました。

相模線で最も古く、当時の面影を残す線路。今は道に挟まれた小さな公園。
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