
季節は再び秋。色づいた東北本線をクハ185-212が快走。185系は国鉄末期を反映したような、特徴的な特急電車。車体断面は急行形と同一、間合い運用のために幅広の2扉、ダクトが不格好な集中冷房、開閉窓と眺望の悪い戸袋窓…と、153系急行形と157系準急形の置換用だったため、座席以外は急行電車と同じような構造。塗装も手間のかからない白地に直線模様で、先頭の特急マーク以外は従来の特急電車から大きく逸脱。30年以上も特急「踊り子」に使われてきました。200番台は東北新幹線大宮暫定開業時に造られた「新幹線リレー」用。
間合い運用といえば、少し前まで高崎線の始発は185系。特急形の普通利用はそれほど昔の事でもありませんでした。
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