折り返し準備中の寝台急行「はまなす」を見ながら津軽線を往く西浜松発札幌貨物ターミナル行貨物列車。新鶴見信号場からここまで12時間かけて走って来たEH500ですが、もうすぐ津軽線では見られなくなってしまいます。津軽線沿線は用地が余っているものの、青函トンネル開業時に複線化まではされませんでした。単線なので、貨物だけでなく特急でも信号待ちがある状態でしたが、結局解消されないままです。
津軽線を通る貨物列車は奥羽本線と合流した後、今度は青森駅へ向かう奥羽本線と分かれて青森信号場へ向かいます。単線の連絡線は関西から北上してきた貨物列車も通るので、たまにEF510を見る事が出来ます。大阪貨物ターミナル駅から16時間かけてやってきたEF510は、以前は青森信号場でED79重連と交代していました。北海道新幹線開業を待たずにED79-50番台が廃車になってしまったため、去年から早くも新幹線対応のEH800が使われています。