青森駅で急行「はまなす」が出発するところ。よく見るとテールライトの周りでペンキが剥げています。客車も何年も前からペンキが盛大に剥げた跡が付いたまま使われていました。北海道を駆け抜けたED79と14系、24系客車はいずれも1980年前後に製造された本州向け車両を耐寒改造したものだったため、30年に渡る極寒地の運用で老朽化がかなり深刻でした。ペンキが少し剥げるくらいはマシな方。替えのないED79は割と維持されている状態でしたが、客車は特急ではなくいかにも急行という状態でした。
「はまなす」には乗った事があったので、この時はお見送り。駅をウロウロしていた方々も発車が近づくと車内へ消えて、駅は静かになりました。夜の駅を走り去る客車は、もう過去の光景です。