福岡貨物ターミナル駅で出発前のEF81-302。300番台は1973年から造られた、関門トンネル用に車体をステンレス化したグループ。4両で生産終了し、重連も出来ないためEF30重連と同じ貨物運用に使えず、301・302号機は1978年に常磐線の内郷機関区へ大移動し、一般型と同じ塗装へ変身。国鉄末期の1985年に門司機関区へ戻り、重連仕様に改造されて400番台と共に再び関門トンネルを走り始めました。
独特の雰囲気を持つ300番台でしたが、今年のダイヤ改正で残ったのは銀色無塗装の303号機のみ。下関・門司間で寝台特急を引いていた日々は遠い過去。福岡まで足を延ばして、やっと見る事が出来た300番台。晴れた冬の日、最初で最後に見た姿でした。
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