1977年、旧型客車の車体をそのまま改造した荷物車に代わり、荷物車マニ50と郵便荷物合造車スユニ50が登場。節約と工場稼働の目的で、スユニ50は新製車体に旧型車から流用した台車を組み合わせたもの。台車によっては、戦後間もなく製造されたスハフ42から10系寝台車スハネ16に流用されて、さらにスユニ50で再使用。手前が荷物室で向こうが郵袋室、真ん中が郵便仕分け室。マニ50は主に荷物列車で使われましたが、スユニ50は急行などに連結されていました。
本州で残ったのは、国鉄末期から盛岡で救援用だったスユニ50-2018のみ。2000番台というのは電気機関車から電源供給を受ける電気暖房型。既に郵便マークなどは書かれていませんが、旧型の台車を持つ客車が盛岡の片隅で待機しています。
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