衣浦臨海鉄道の半田埠頭駅に止められたタキ38130。2軸車から始まったガソリン用タンク車は、3軸台車の超大型車タキ64000まで様々なタイプが造られましたが、国鉄時代のもので現役はタキ43000のみ。タキ38000はタキ43000よりも新しく、フレームレスで事故の際にタンクを破損する危険があったタキ43000の後継車。40t積タキ40000と36t積タキ38000が造られましたが、自重16t未満の既存タンク車に対して強固な構造で自重17t以上と重く、容量も減少。すぐにタキ43000の改良型が造られたため、目立たない存在になってしまいました。
割と長生きだった石油タンク車も各地の石油輸送廃止で余剰になり、ここ10年ほどでタキ43000・タキ44000・タキ1000に統一。タキ38000は所属する京葉臨海鉄道の浜五井駅から遠く離れた西の駅で、静かな最後を過ごしていました。
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