山々を背に止まるタキ81903。
セメント輸送に限った事ではありませんが、私有貨車は荷主とメーカーで複数形式が存在。35t積を拡大した40t積セメント貨車も、複数のタンク車・ホッパ車がありました。タキ1900は川崎重工製でスタートしましたが、各メーカーの後継車も加わって、最後には共通設計の標準車となったタイプ。このため、同じタキ1900でも外観に差があります。
タキ81903は川崎重工製で、タキ1900の原型に近いタイプ。現存車はタンク上端部に隣へ移るデッキが付いていないので、少しさっぱりした印象です。
タグ:タキ