苗穂工場で保存されてきたキハニ5005。
戦前に各地の地方鉄道ではバスとの競合が起こり、中小私鉄では信頼性の高い海外製機関を積んだ小型ガソリンカーを導入していました。これに続いて国鉄でもガソリンカーの開発が始まり、1929年に内燃機関の開発経験がないままキハニ5000を製造。客車並の重厚な車体に貧弱な国産機関の組み合わせで、実用的ではありませんでした。この車両の失敗からガソリンカーは軽快車へと進歩する事となりましたが、多くは戦時中の燃料欠乏で姿を消しています。
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