
待機中のキハ183-211。非貫通型0番台の多くは機関をN-DMF13HZCへ換装して200番台になっていました。寝台車やダブルデッカー連結で出力増強されたのも遠い日々。
国鉄の特急型気動車では運転室後ろに冷房電源の置かれた機器室が設置されており、先頭車キハ183と中間車キハ184にも機器室があります。国鉄の標準機関では別に冷房電源が必要だったためですが、民生品の新型機関では電源も出力出来るので、キハ185以降では機器室がなくなっています。
タグ:キハ183
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お写真の初期型の車両も、遂に全車が引退になってしまいましたね。北海道の厳しい自然環境を走り続けて40年、どれほどの距離を走ったのでしょうか。
塗色も変わり、機器も載せ替えられ、時代に応じた活躍をしてきた車両だと思います。とかち号で2階建の付随車を組み込んで走っていた頃が、JRに移行した後の輝かしい時期だったように感じます。
新しい車両が導入され、キハ183系自体、この先どのくらいの期間活躍するのか分かりませんが、北海道を支えた大切な車両、こらからも見ていきたい形式です。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/
時代とともに手を加えられてきましたが、それでもなお北海道の特急と言えば、今でもこの車両の印象が強いです。
車内に入ると感じる国鉄車特有の「におい」、これを感じられる車両がまた一つ消えてしまいますね。
残された時間は少ないですが、最後まで注目したい車両です。