
鶴見線と平行する連絡線に残る可動橋。連絡線が地上へ降りる坂の途中で工場の踏切を通せなかったため、関東では珍しい昇降橋が造られました。使われなくなった連絡線ですが大部分で残っており、可動橋もそのまま残存。貨物列車も通りませんが、向こうに工場を結ぶ陸橋が出来たので、可動橋も上がらなくなりました。
工場からは変圧器を積んだ大物車も発着していましたが、専用線も既になくなってしまいました。
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塩浜と鶴見線の短絡線が造られた当時、貨物列車の重量、牽く機関車の性能から、どうしてもこの場所に勾配がかかってしまったのだろうと思います。
沿線の荷主でもある工場のためとは言え、ここまで大規模な設備を造って対応するあたり、いかにも国鉄的にも感じます。
ここを走る貨物列車を見てみたかったと、今も惹かれるものがあります。
橋を上げているところはYouTubeで見ました。
線路が使われなくなった今も、稀に橋を上げることはあるようですね。
廃線同様の貨物線の設備が、今もメンテナンスされ続けていると思えば、今見るこの光景も少し不思議なものに思えてきます。
臨海鉄道でもそうなのですが、専用線を持っている荷主にはかなり配慮をしていたのでしょう。
一般的に使わなくなった可動橋は上げた状態で固定が多いですが、ここは下げた状態になっていて、まだ名目上は生きているのかもしれません。
貨物線を使った羽田空港の連絡構想がさらに延長されてここまで伸びてくるのかどうか、将来この橋が再び使われる日が来て欲しいですね。