
DD51量産と同時期の1964年、DD51を元に開発されたロータリー除雪車DD53-1。4年前に造られた出力1000PSのDD14と比べて、倍の2200PSに強化。除雪機の上にある小部屋が運転台ですが、後方にある投雪口を確認出来ないため、2・3号機は後ろに運転室を移設改造していました。課題も多く、搭載する2機関とも除雪に使うため小型機DD20の後押しが前提。強力すぎる上に転向が不便だったため、1983年の改造ロータリー除雪車DD17は1機関使用の両側ヘッドに。
増産されないままの数少ない大型機は、いつしか動かない保存車両に変わりました。
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