2016年07月16日

山吹色にひかれて3

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山陽本線新山口駅の115系。例によって、先頭のクモハ114-1621は1978年に新製された中間電動車を先頭車化改造したもの。東海道本線・山陽本線用に対応する高速化改造に続き、1999年に先頭車化改造で舞鶴線用へ転用されたものの、2009年に高速化解除改造で下関へ転属してきました。高速化の際には6000番台になったりと、改番を繰り返してここにいます。

前から見ると普通の115系と見間違えそうですが、先頭部は平面です。非貫通型先頭車に改造する場合は103系風、貫通型では115系風と見た目を区別した基準は不明ですが、それにしても従来型を叩き潰したような平面。違和感はともかく、窓や雨どいまで大改造された更新車なので、これからも長く頑張ってくれそうですね。
タグ:115
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2016年02月01日

姫新3

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夜の新見駅。津山から西へ40km、姫新線で2時間揺られた先の終点。姫新線と芸備線が伯備線に合流する要衝で、かつては米子駅へ向かう貨物列車に使われるD51が集う新見機関区がありましたが、今は静かな駅です。津山へ行った日のうちに、新見経由で出雲市まで大移動しました。新見駅では特急「やくも」に乗り換えるだけの予定でしたが、時刻表を見比べたところ、どうも新見駅では特急の追い越し待ちで貨物列車が停車する気が…。私は電車よりも客車や貨車を組み合わせる機関車というシステムが好きで、とりあえず見かけたら写真を撮っています。せっかく来たのですから、とりあえず特急を待つ間に外へ出てみました。

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明かりの少ない山間の夜、知らない駅へ貨物列車が到着しました。EF64-1020は地元でも見た事ありますが、800kmも離れた場所で同じものを見るのは、何とも不思議な感じです。
タグ: EF64 西日本DC
at 17:22 | コメント(0) | 山陽

2016年01月28日

姫新2

DE50、これほど惹かれるディーゼル機関車は他にありません。構造はいたってシンプルで、DE10の台車とDD13の機関を3倍に拡大して過給機で増強したDMP81Zの組み合わせ。

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津山機関区では多数の保存車両が収容されていますが、DE50は他で見られませんので、行きたいとは思っていました。しかし、公開日以外に行っても外からだと顔しか見えないのでは?…と、あまり期待はしていませんでした。また、大阪から引っ越してきた車両が多く、車庫の1両分に2両収容してはみ出した部分は青いビニールシートでカバーをしてあるような…。

実際に行ってみると整備を行った直後なのか、DE50だけ車庫外に引き出された状態でした。別の角度から見れないかなと駅裏の公園へ。公園の隣は車両基地で昼過ぎには複数のディーゼルカーに遮られていていましたが、津山を離れる夕方にもう一度見に行ったら、ディーゼルカーが全て移動!

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公開日に行っても狭い車庫内である事を考えると、逆に幸運だったようです。あきらめずに待って良かった…。あんまりギリギリまで眺めていたせいで、本数の少ない姫新線に乗り遅れそうになり、駅の反対側にある入口までダッシュしました。日程的にも時間的にも運の要素が大きかったので、今度行くのであればノンビリ行きたいものですね。
タグ:DE50
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2016年01月27日

姫新1

とりあえずはこの場所から始める事にしました。

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岡山県の津山駅。駅の南西にある津山機関区。ここでは複数の保存車両が収容されています。見学も出来るのですが、事前予約が必要で特定の土日午前しか公開されていません。姫新線、因美線、津山線が集まる交通の要衝ですが、全てローカル線で本数が少ないため、今でも国鉄車が幅を利かせるのどかな地方都市です。

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津山駅には津山線の快速で行く事ができます。姫新線では時間がかかります。また、東京駅を朝に出ても午前中には間に合いません。私は平日に行く必要があったので、最初から見学をあきらめ、外から眺めていました。
タグ:キハ40
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