2022年03月12日

埼玉横断128

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地方私鉄では珍しい、賑やかな終着点。秩父鉄道の三峰口駅。
タグ:私鉄EC

2022年03月11日

埼玉横断127

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山々を背にした鉄道公園。静かに迫っていた、最後の時。
タグ:ワキ

2022年03月10日

埼玉横断126

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有蓋車スム4000を1979年に改造した有蓋緩急車ワフ51。実態は車掌車でしたが、短期間で車掌車の連結自体が終了となりました。
タグ:ワフ

2022年03月09日

埼玉横断125

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地方私鉄では珍しい車掌車ヨ15。電気機関車デキ300や国鉄に倣った貨車ワキ800・トキ500が造られた1968年の導入で、高度成長期のセメント・石灰石需要を最後尾で支えていました。

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1925年製旧型ホッパ車の改造車。台車を持つ車掌車自体が珍しいですが、重量が国鉄の2軸有蓋車ワム80000と同じ11tしかなく、見た目どおりの偏った構造でした。
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2022年03月08日

埼玉横断124

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国鉄トキ25000に似ていた無蓋車トキ502。セメント輸送の貨車が多い中、石灰石を国鉄経由で出荷するためのもの。セメント工場への石灰石輸送はホッパ車でしたが、設備のない一般の工場には無蓋車を使用していました。

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内部はダンプカーと同じ。床の溝は荷物の移動防止に木を埋めたもの。国鉄では何でも運ぶ汎用車でしたが、秩父鉄道の無蓋車は石灰石用でした。
タグ:トキ

2022年03月07日

埼玉横断123

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国鉄ワキ5000と似た外観のワキ824。独自設計のテキ100より2t重いだけで従来車と同サイズのまま側総開きを実現しており、搭載量は同じ31tですが、容積は1.5倍に拡大しています。

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歳月が経過しても錆びが見られなかった車内。多くの国鉄有蓋車と同じ、灰色の空間。
タグ:ワキ

2022年03月06日

埼玉横断122

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最も地方鉄道らしい雰囲気だった有蓋車スム4023。都市間輸送の大型貨車が普及し、袋詰セメント用の2軸有蓋車は早い段階で余剰になっていました。奥のテキ117と比べて大きく見えますが、こちらは標準で、大型のテキ117が極端に低くなっています。

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外板は防水で鋼製ですが、床は伝統的な木材。旧時代の面影。
タグ:他FC

2022年03月05日

埼玉横断121

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袋詰セメント用に導入された側総開きの有蓋車テキ117。導入された1950年代の大型有蓋車は国鉄にも狭い扉の客車タイプしかなく、国鉄の側総開きワム80000実用化前に限界まで車体を小型軽量にした独自設計で製造されました。容積を拡大したテキ200も造られましたが、大型化と軽量化を両立した国鉄ワキ5000類似のワキ800へ移行し、独自設計は消滅。奥にあるワキ800が手前のテキ117より大きく見えるほど、大きさに違いがあります。

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低い天井のテキ117。半世紀の歳月を経た、産業の残り香。
タグ:テキ

2022年03月04日

埼玉横断120

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三峰口駅で保存されていたクハニ29。重厚な機関車や貨車と比べて劣化が目立っていた旧型電車。
タグ:私鉄EC

2022年03月03日

埼玉横断119

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戦後の高度成長期に導入された中古車ED38-1。国有化前の阪和線で使われていた1930年製の国産電気機関車で、1960年に秩父鉄道へ移転。戦前の私鉄でこの規模の電気機関車を導入する事は珍しく、またデッキのない半流線形の箱型車体は戦前ではかなり前衛的でした。
タグ:私鉄EL