2016年03月18日

青森運転所を眺める

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青森運転所に昔から配置されてきた583系。583系は昼夜を問わず効率良く使う目的で開発された特急電車でしたが、実際には車両基地での折り返し時間が短く、手動の寝台転換が過酷だったようです。寝台特急「はくつる」「ゆうづる」の他、東北新幹線開業後に盛岡・青森間「はつかり」で485系とともに使われていたので、青森には昔から縁のある電車。臨時用となって長いですが、今後も残ってほしいですね。

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寝台急行「はまなす」も昼間はここで休んでいます。理由はわかりませんが床下の発電機を1日中動かしているので、周囲はかなり匂います。14系500番台の性能上は4両に1両の電源で十分なのですが、中間車の不足なのか所定の倍くらい電源が連結されており、騒音で結構にぎやかです。

かつては上野発だけでも特急「ゆうづる」「あけぼの」、急行「十和田」「津軽」「八甲田」が何往復も設定されていて、青森は客車で賑わっていました。今はもう「はまなす」しかなく、広い設備が持てあまされています。
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2016年03月17日

青森運転所へ行く

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青森運転所の横を特急「スーパー白鳥」がラストスパート。新幹線開業後には789系が津軽線を通る事もなくなってしまいます。快速海峡に代わって走り始めた特急電車でしたが、本州へやってきた期間はあまり長くありませんでした。

青森界隈の線路は結構複雑です。連絡船の岸壁に隣接した北向きで行き止まりの青森駅に、東から東北本線、西から奥羽本線が接続し、東北本線側にあった青森操車場へ奥羽本線側から接続する短絡線で三角になっています。さらに奥羽本線の新青森駅手前から北へ津軽線が分かれ、隣接して青森運転所があります。

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車両基地の青森運転所は南北に長く、彼方に林立するヤード灯の数でも広さがわかります。かつては特急電車と寝台客車の基地でしたが、寝台特急「あけぼの」廃止後は遊休状態の車両が増えました。青森に何の縁もない211系直流電車が行く当てもないまま留置。転用先のない651系の姿も。今後はどうなるのでしょうか。

2016年03月16日

青森を行く

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青森駅で休む485系。「はつかり」用に大改造されたグループが、最後の活躍をしています。「スーパー」でない特急「白鳥」は485系で運転されてきましたが、新幹線開業後は北海道から撤退…どころか、いよいよ485系の特急が消滅します。新青森〜青森間は普通の切符で特急に乗れる特例区間なので、今のうちに少し乗っておくと良いかもしれませんね。
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