湾岸の夜風16

湾岸のシンボル、運河を渡る鉄橋。逞しい草が錆びたレールに巻き付きはじめた、何も通らない道。

湾岸の夜風15

物言わぬ錆びたガード橋。廃止後の長い歳月、変わり続けてきた横浜。

湾岸の夜風14

深夜、東高島駅で長物車の入換を始めたEF65-1103。周辺は少しずつ宅地に変わり、工業地帯の雰囲気は消えつつあります。

湾岸の夜風13

再開発されずに残った倉庫。向こうは線路、こちらは運河。クレーンの下にはかつて海運の主役だった艀の姿が。

湾岸の夜風12

湾岸で唯一残った東高島駅。通過する貨物列車しかない貨物駅の夜、動き始めたEF65-1103。

湾岸の夜風11

埋められたレールを不自然に横切るモニュメント。モニュメントは象の鼻防波堤の延長になっているため、湾曲した配置になっています。工業地帯は公園に変わりました。

湾岸の夜風10

税関前の高架橋。港湾整備に伴い、1965年に開通した横浜港駅から山下埠頭駅へ向かう貨物線。建設を急いだ結果、当時から山下公園を通り抜ける高架橋が景観問題に揺れていました。廃止後に遊歩道となった、物言わぬ遺物。

湾岸の夜風9

新港地区からさらに先へ向かうガード橋。ここでもレールはそのまま。

湾岸の夜風8

歩道に埋められたレールの彼方にはコンテナ埠頭を繋ぐベイブリッジ。静かな湾岸、移ろう時代。

湾岸の夜風7

100年前に開業した貨物駅の横浜港駅。鶴見駅から海側に分かれた貨物線の終点で、船へ積み替える貨物を積んだ有蓋車や無蓋車、輸入穀物を積んだホッパ車が発着していました。

航路が設定されていた時代の臨時客車用ホームとレールが残された、港町の終点。