
勝田駅の西にある日立の工場で保存されているED15-1。1924年に国内メーカーが初めて国鉄向けで製造した電気機関車。1925年に東海道本線の東京・国府津間、大船・横須賀間が電化され、これに合わせて1922年からアメリカ、イギリス、スイス、ドイツから様々な電気機関車を輸入。ED15形はここに割り込んだ唯一の国産機。当時の電気機関車は車体ではなく大きい台車に連結器を付けて重量や牽引力を負担させ、外観もデッキを付けたものが一般的。電車のような箱型車体のED15形はかなり前衛的だったかもしれません。
1928年には国鉄が中心となって開発した大型機EF52形が登場しますが、京都の博物館で保存されているEF52-1も日立製ですので、比べればわずか4年で大きく設計思想が変わった事がわかります。

6月最初の土曜日に「さつきまつり」が開催されていますが、工場見学やサービスではなく地域交流を目的に開放しているだけなので、撮影許可が必要で建物内部や催事と関係ない区画へは行けません。