2021年11月11日

山を駆ける28

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旧線と新線が並ぶ小さな川。太平洋へ向かう利根川水系と日本海へ向かう信濃川水系の分水嶺はすぐ近く。県境まであと少し。
タグ:廃線

2021年11月10日

山を駆ける27

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中山道に沿って残る旧線の遺構。整備もされずに放置された煉瓦のトンネル。

2021年11月09日

山を駆ける26

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峠の中間地点、熊野平信号場。単線の旧線時代に列車交換をしていた駅で、新線もここを経由したため信号場として存続。旧線時代に役目を終えた駅のホームなどが残されています。

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歩道はここまで。この先には廃止されて時間が止まったまま、藪に埋もれかけた新線が残されています。

2021年11月08日

山を駆ける25

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谷を横切る新線のコンクリートアーチ。北陸新幹線建設で役目を終えた50m近い径間の建造物は山に埋もれようとしていました。
タグ: 廃線

2021年11月07日

山を駆ける24

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トンネルの先には橋、さらにまたトンネル。一定の勾配で設計された結果、複数のトンネルを橋でつなぐ形になっていました。

2021年11月06日

山を駆ける23

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名所となった第三橋梁。大規模な架橋は明治時代だと珍しく、信越本線は東海道本線と並ぶ重要な輸送路として位置付けられていました。

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現在は煉瓦造りのアーチ橋も歩道になっており、上からも下からも見る事が出来ます。
タグ: 廃線

2021年11月05日

山を駆ける22

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歩道として整備された旧線。明治時代にトンネルを多用した路線は画期的でしたが、蒸気機関車に合わせた小断面で架線を設置出来ず、第三軌条集電の単線で横川・軽井沢間は50分もかかっていました。

2021年11月04日

山を駆ける21

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変電所が残る、かつての丸山信号場。信越本線旧線ではここから単線で第三軌条集電に切り替わり、補機のED42がラックレールに歯車を当てて登っていました。

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丸山信号場を過ぎると段々と長い勾配区間に。1963年に完成した複線の新線では旧線を活用した箇所が点在しており、丸山信号場の先まで共用になっていました。廃止後に複線の片側が歩道として整備されています。
タグ:廃線

2021年11月03日

山を駆ける20

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保存運転用に整備された状態のEF63-24。1975年の転落事故で5・9号機が廃車になったため、1976年に追加生産された最終ロット。気動車との連結機能が省略され、細かい意匠は時代に合わせて近代化。信越本線の峠越えを最後まで支えていました。
タグ:EF63

2021年11月02日

山を駆ける19

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DD51量産と同時期の1964年、DD51を元に開発されたロータリー除雪車DD53-1。4年前に造られた出力1000PSのDD14と比べて、倍の2200PSに強化。除雪機の上にある小部屋が運転台ですが、後方にある投雪口を確認出来ないため、2・3号機は後ろに運転室を移設改造していました。課題も多く、搭載する2機関とも除雪に使うため小型機DD20の後押しが前提。強力すぎる上に転向が不便だったため、1983年の改造ロータリー除雪車DD17は1機関使用の両側ヘッドに。

増産されないままの数少ない大型機は、いつしか動かない保存車両に変わりました。
タグ:DD53

2021年11月01日

山を駆ける18

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非電化区間の無煙化計画で大きな一歩となったDD51-1。ライセンス機関を使った電気式ディーゼル機関車に代わる国産機として、1961年に試作された1号機。紆余曲折を経て改良され続けたDD51は国鉄民営化後も各地を走り続けました。

性能の関係で早くに離脱していた試作車。量産車が消えゆく時代の中で。
タグ:DD51

2021年10月31日

山を駆ける17

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戦後まもなく、技術革新をもたらした10系軽量客車。現存する貴重な寝台車オハネ12-29。

1957年に10系座席車が登場した後、雑多な旧型客車に代わる固定編成の20系寝台車が登場。一方で急行などの旧型客車が老朽化していたため、あらためて10系寝台車も製造される事に。新造車の他、旧型客車を改造して車体をくみ上げた改造車スハネ16なども加わって、全国に展開。しかし10系客車は軽量車体の老朽化が早く、重厚で長持ちしていた旧型客車よりも短命な存在でした。
タグ:10

2021年10月30日

山を駆ける16

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民営化直前にEF81-400番台と交替するまで関門トンネルの主役だったEF30-20。従来の意匠ながら交直両用として新機軸を採用した発展期の機関車で、国鉄末期に展示用で各地へ散っていった機関車の1両。50年の歳月をあまり感じさせない、ステンレス車体の希少な電気機関車。
タグ:EF30

2021年10月29日

山を駆ける15

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横川機関区跡で保存されているEF53-2。1932年に造られて、東海道本線の電化区間で戦前の長距離列車を引いていた花形。1964年にEF59-11へ改造されて、国鉄末期まで瀬野機関区で勾配補機となっていました。元番号に復元されて今は東の峠へ。
タグ:EF53

2020年05月27日

山を駆ける14

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花咲く廃線跡。保存運転のEF63に随伴するヨ8841。
タグ:廃線