2018年10月14日

歩んだ道

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原生林の渓谷を走る花輪線。

思えば子供の頃に何度も乗っていても、外からゆっくり眺めた事はありませんでした。時代が変わっても、車両が変わっても、舞台はあの頃と同じまま。
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2018年10月13日

大日堂伝説

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1000年以上も昔、帝の側室を輩出した銘家は米の研ぎ汁で川を白く濁すほど繁栄していたという伝説から、米代川。歳月を重ねてもなお、花輪線の走る湯瀬渓谷は緑に溢れています。
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2018年10月12日

丸太の横で

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現在の花輪線はキハ111+キハ112の2両編成。4両になったり、両運転台のキハ110が増結されたりもしますが、盛岡近郊で混雑する場合があるので、キハ110の単行は滅多にないようですね。
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2018年10月11日

あんとらあ

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花輪線の背後に道の駅「あんとらあ」が建っています。

昔は道の駅という言葉もなく、子供の頃に鹿角市の観光施設「あんとらあ」として新規開業したものでした。尾去沢鉱山や大湯環状列石、祭りの花輪ばやしを宣伝していましたが、現代風に改装されているようです。きりたんぽなど地元名産品も多く扱っていますが、花輪線は素通り。いっそ駅でも造れば面白そうな気もしますが…。
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2018年10月10日

よねしろ

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盆地に出ると、米代川沿いには水田が広がります。冷房のなかったキハ58では窓を開けると、重い標準機関の音に混じって、風で曲がった稲穂のカサカサという音が聞こえました。今の車両に変わった事よりも、窓を開けて風を感じられない事の方が寂しい気もします。
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2018年10月09日

八幡平

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鹿角花輪駅を5時36分に出発した花輪線の始発列車。米代川を渡り、分水嶺のトンネルをくぐり、龍ヶ森の急勾配を下って太平洋側の平野部へ。北上川に沿って盛岡駅へ着くのは2時間も後です。
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2018年10月08日

玄関口の夜

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使われなくなった対向ホームの裏手。うっそうとした緑に埋もれた車止め。湯瀬温泉駅の線路はホームに面した2本と裏の側線1本。保線車両も来なくなり、林に囲まれて土に埋もれた線路は忘れ去られようとしていました。

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温泉街の駅ですが、高速道路開通で国鉄末期から駅も花輪線自体も衰退が続き、既に委託時以外は無人化。湯治場の入口として栄えていた頃を知る人も少なくなりました。
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2018年10月07日

朧月

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丸い満月が薄い曇り空を照らす夜。湯瀬温泉駅にやってきた大館行。

この後に来る湯瀬温泉駅の最終列車は途中の鹿角花輪行。実際にはその後に荒屋新町駅で運転終了した本当の最終列車が回送で通過。逆に始発の前に回送が鹿角花輪駅から荒屋新町駅へ向かっています。
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2018年10月06日

交換設備

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夜、山間の温泉街に響くエンジン音。花輪線の最終列車が停車中。

交換可能だった湯瀬温泉駅でしたが、駅舎のない側は車止めを置かれて保線用になりました。花輪線では23駅中15駅で交換可能でしたが、国鉄末期の貨物廃止で撤去が始まり、近年では急行「よねしろ」・快速「八幡平」廃止や寝台特急の臨時迂回消滅でさらに撤去が進行。今も交換可能なのはたった6駅だけになってしまいました。
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2017年12月04日

記憶

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線路沿いに柵もなく、広々とした田園地帯。車両は変わっても、見上げた景色は子供の頃と同じまま。
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