2017年02月12日

裾野の街

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建物をかすめて走る岳南鉄道7000型。高速で走る東海道新幹線の近くにある小さな私鉄。開業から60年余り、これから先もこの景色が見られると良いですね。
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2017年02月11日

かぐや富士

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岳南富士岡駅に止まる8000形。主力の両運転台7000形に対して、こちらは2両編成用。現状では少し輸送力過剰になってしまっている気もしますが、今後はどう変わってゆくでしょう。

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もう片方は検査中。岳南富士岡駅は小さい駅ながら、設備が集められており、見ていて飽きません。
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2017年02月10日

青の扉

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岳南富士岡駅には電気機関車の他にも、かつて紙輸送に使われていたワム380000が残されています。道路側から見ると、機関車と並んで懐かしい姿。

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1960年から26000両以上も造られたワム80000は様々なタイプに派生しており、最後まで残った380000番台は、改良型の280000番台をコロ軸受にしたタイプ。コンテナの大型化で全国から姿を消しました。
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2017年02月09日

古きもの

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岳南鉄道の岳南富士岡駅には戦前の古典的な機関車も残されています。最も古いED291は1927年に造られた豊川鉄道のもので、国鉄への戦時統合で規格外になったため、1959年に岳南鉄道へ払い下げられました。

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ED501は同時期の1928年に造られた上田電鉄のものです。古典機ながら、岳南鉄道へやってきたのは1970年で、戦後製のED400に混じって使われていました。

貨物列車のない今、これらの電気機関車は休眠状態。この先も姿をとどめてほしいですね。
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2017年02月08日

富士山の方角

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岳南富士岡駅。ここは岳南鉄道の車庫になっています。ちょうどこの方角に富士山が見える…はずでしたが、曇り空。

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岳南鉄道で主力だったED400。1965年に松本電鉄が導入したもので、1972年に岳南鉄道へ来ました。国鉄機のような角の丸い車体にデッキを付けた独特な形態で、ED402とED403の2両があり、ED401は製造時からありません。貨物廃止から時間が経ちましたが、機関車は残されています。
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2017年02月07日

工場の中を

岳南鉄道の線路は、吉原駅を西へ出てから右へ左へと蛇行しながら進みます。全体的には「つ」を左右反転したような形で向きを変えており、そのまま東海道本線の北約2kmを平行。

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貨物扱いのあった比奈駅周辺も細かく曲がりくねっていますが、既に貨物扱いがないため、多くの側線が使われない状態。自転車で東海道本線へ行ける距離と不安定な線形による低速度から、利用者は伸び悩んでいるようです。
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2017年02月06日

変わる駅では

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吉原駅へ到着する岳南鉄道7000形。製紙工場の街を行く小さな電車。既に貨物輸送が無くなっており、経営環境が厳しいようです。

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次々と切られていく吉原駅の側線。工事にあわせて交換された枕木が変に目立っています。
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