2023年03月04日

外郭環状43

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郷土の森交通遊園で保存されている都電6191。交通遊園の中では新参だった都電もすっかり公園の一部になりました。
タグ:路面電車

2023年03月03日

外郭環状42

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郷土の森交通遊園で保存されているEB10-1。都内の王子駅から分かれていた貨物線で弾薬の扱いが始まり、蒸気機関車の後継で1927年に製造された蓄電池式機関車AB10。貨物線の電化で1932年にパンタグラフを積んだ電気機関車EB10に改造され、1971年の廃線まで使われました。

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国鉄機では最小でしたが2軸車の割に大柄で、軸重10t未満の私鉄小型D級と比べて、2軸で軸重11tと重厚。他に例のない国鉄の希少車がD51とともに保存されています。
タグ:EB10

2023年03月02日

外郭環状41

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郷土の森交通遊園で保存されているD51-296。東北本線・奥羽本線電化完成で廃車になった1972年から保存。まだ下河原線が現役時代の出来事でした。
タグ:D51

2023年03月01日

外郭環状40

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下河原線の終点・下河原駅。遊歩道の左側にある公共施設が駅の跡で、ここから分岐して多摩川の河川敷まで引込線がありました。貨物駅の雰囲気は残っていませんが、周辺の道路や住宅地はそのままの箇所が多く、実は右側の邸宅が当時のままだったりもします。

武蔵野線によって大きく変わった下河原線。今は静かな遊歩道。
タグ:廃線

2023年02月28日

外郭環状39

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息をのむような美しさの廃線跡。

北府中駅から南へ直進していた下河原線は多摩川の手前で西へ曲がっていました。曲線の外側は郷土の森博物館になっていますが、原生林を保存したわけでなく、田畑を造成して植林した人工の森。廃線跡の変化よりも、木が全く生えていなかった畑が雑木林に変わった事実に驚かされます。
タグ:廃線

2023年02月27日

外郭環状38

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住宅地が途切れ始めて、畑も点々と残っている廃線跡。向こうは多摩川の対岸に広がる丘陵地帯。

大正時代の建設ラッシュでコンクリート用の砂利は近場で採れる資源として需要が高く、多摩川沿岸では私鉄の砂利輸送が拡大。国鉄では東京砂利鉄道を国有化した下河原線で都心の高架線建設用に砂利輸送を行っていました。
タグ:廃線

2023年02月26日

外郭環状37

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遊歩道の分岐点。南へ直進する方は下河原線で、分かれる方が東京競馬場前駅への支線。周辺の畑は減って、住宅地に変わりました。

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公園になって跡も残っていない東京競馬場前駅。競馬場が出来た直後の1934年に下河原線から分かれてすぐの場所に開業し、電化されて中央本線から電車も乗り入れましたが、1973年に武蔵野線が開通して廃止。突き当たりは南武線と武蔵野線の府中本町駅で、競馬場は向こう側にあります。
タグ:廃線

2023年02月25日

外郭環状36

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廃線跡の下をくぐる南武線。下河原線が南武線と接続していないのは南武線が後から出来た私鉄だったためで、貨物線の東京砂利鉄道が国有化された1920年に南武鉄道は存在せず、南武鉄道が戦時買収で南武線になった後も接続しないままでした。
タグ:東日本EC

2023年02月24日

外郭環状35

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住宅地の中を直進する下河原線の廃線跡。レールが存在する数少ない場所は、公園でなく道路にレールを埋めた珍しい残し方。
タグ:廃線

2023年02月23日

外郭環状34

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京王線高架橋の近くに造られた公園。レールを埋めた公園から下河原線の廃線跡が長い遊歩道になって続いています。
タグ:廃線