2017年10月05日

警鐘

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ホキ9500とほとんど同じ構造の新製車ホキ2000。最後まで残った石灰石輸送ですが、少しずつ変化が訪れています。

ちなみに名古屋臨海鉄道東港駅の南にある踏切は1960年代の古いタイプで、道路信号だけで遮断機がないのも特徴ですが、右上に見える機械式の鐘が使われています。言葉どおり金属を叩く音がする、ちょっとした遺産だったりします。

新しい車両と古い設備、どこかいびつな光景が今日も広がっている事でしょう。
タグ:ホキ

2017年10月04日

飛散防止

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石灰石輸送で使われているのはホキ9500。国鉄ホキ2500の私有車で、成田空港建設用が最初。現役で残っているのはホキ2500の編入車。飛散防止カバーを付けたタイプが多く、石の露出した車両は少なくなってきました。

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ホキ9766以降は最初からカバー付きだった編入車。このほかにも3両だけ追加生産されたホキ19500も使われています。
タグ:ホキ

2017年10月03日

知多

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名古屋臨海鉄道の東港駅を出て、大通りの踏切を渡るND5528+ND55210。満載の石灰石列車を引き出し、煙であたりが曇ってしまいました。

名古屋臨海鉄道の東港駅から知多駅まで、南へ伸びている南港線。名鉄常滑線と平行しており、知多駅は古見駅のすぐ近くですが、現在の南港線は途中の名古屋南貨物駅止まりになっています。
タグ:DD13

2017年10月02日

十字交差

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名古屋臨海鉄道の東港駅から北へ分かれる東築線。東名古屋港駅周辺では元から名鉄築港線で貨物扱いが行われていましたが、1965年の名古屋臨海鉄道開業で貨物列車は臨海鉄道経由へ変更。それ以来、現役で残っている独特な平面交差が存在しています。

東築線は名鉄築港線の北側へ抜けてから、折り返してから西へ曲がって合流。かつては周辺に専用線も分かれていましたが、既に貨物列車はなく、名鉄築港線の先にある埠頭で車両の積み出しがある時だけ使われています。
タグ:線路

2017年10月01日

沈黙

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名古屋臨海鉄道で使われなくなった路線では、一部の線路を併用軌道で残しつつ、駐車場として貸し出されています。いつか再開された場合、駐車場の中を貨物列車が通る事になるわけですが、はたしてその日は来るのでしょうか。
タグ:廃線

2017年09月30日

昭和町

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名古屋臨海鉄道の東港駅から西へ分かれる昭和町線。近年まで化成品のタンク車が出入りしていましたが、現在では利用する事業者が皆無。汐見町と同じく時刻表に臨時で載っているものの、ここも草に埋もれて使われていません。
タグ:廃線

2017年09月29日

汐見町

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名古屋臨海鉄道には複数の路線がありますが、常用されているのは笠寺・東港間の東港線と東港・知多間の南港線のみ。東港駅から南西へ分かれて天白川沿いに進む汐見線は、時刻表に臨時で載っているものの、草に埋もれて使われていません。
タグ:廃線

2017年09月28日

海砂

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通行量の少ない大通り。砂に埋もれた踏切の先には、最初から何もなかったかのように壁が。いつか需要が出来た時に再開する名目なのか、ただ撤去費用がなかっただけなのか、東港駅の近くには専用線の廃線跡が存在します。
タグ:廃線

2017年09月27日

新系統

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ピカピカのND601。京葉臨海鉄道に導入されたKD60の同系統で、DD13タイプに代わる臨海鉄道の新標準。

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重量化と新機関で牽引力が3割増加。ND55に代わって走り回っています。
タグ:他DL

2017年09月26日

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元DD13-308だったND55213。名古屋臨海鉄道のND552のうち、11号機以降は国鉄末期にDD13を引き継いだもの。重連仕様ではないので入換用でしたが、最近は使われなくなったようです。

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元DD13-247だったND55217は既に解体されかけた状態。工業地帯の中で、もう動かない車体が眠りについていました。
タグ:DD13