2017年11月08日

藤原岳7

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石灰石採掘で階段状に削られた山を望む東藤原駅前、静かな駅で保存されているホキ25767。ホキ5700はタキ1900と並ぶ代表的なセメント貨車でしたが、タキ1900が標準車になってホッパ車は製造終了。

関東ではチチブセメントで使われていたので頻繁に見かけた多面体の車両。各地のセメント輸送廃止で姿を消して久しいです。
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2017年11月07日

藤原岳6

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タキ112460は共通設計になったタキ1900最終型。西浜松駅に残っているセメントターミナルのタキ1900と同一構造ですが、現役車はコロ軸受の台車に交換済。1500両近く造られたものの、セメント輸送が四日市地区以外に残っていないため、残ったのはごく一部。

タキ1900に続く番号にタキ2000が存在していたので、車両番号の繰り上げが細かい100単位でしたが、11万番台では2000番以降も使うようになって112460でもタキ1900に。
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2017年11月06日

藤原岳5

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山々を背に止まるタキ81903。私有貨車は荷主とメーカーで複数形式が存在し、35t積を拡大した40t積セメント貨車も複数のタンク車・ホッパ車が存在。タキ1900は川崎重工製でスタートしましたが、各メーカーの後継車も加わって、最後には共通設計の標準車に。このため、同じタキ1900でも外観に差があります。

タキ81903は川崎重工製で、タキ1900の原型に近いタイプ。現存車はタンク上端部に隣へ移るデッキが付いていないので、少しさっぱりした印象です。
タグ:タキ

2017年11月05日

藤原岳4

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タキ1900の並ぶ東藤原駅。三岐鉄道の貨物列車はここが始発。

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車列の向こうにはセメント高炉。ここから港へ輸送する関係で、最後のセメント輸送が生き残っています。
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2017年11月04日

藤原岳3

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2両のホキ1000を重連で引くED458+ED459。どちらも東武鉄道出身で、特にED458は箱型標準機のルーツにあたる1950年製ED5001で1979年に三岐鉄道へ。東武鉄道から貨物列車が消えて久しいですが、遠い空の下で機関車は生き残っています。
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2017年11月03日

藤原岳2

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のどかな郊外をゆく三岐鉄道のED455+ED456。1931年開業の三岐鉄道はセメント産業と歩んできましたが、既に石灰石輸送は存在せず、中部国際空港建設後に貨物輸送も減少。工場から四日市港へ向かうタキ1900は日本最後のセメント輸送になりました。

1957年製のED455は富山地方鉄道で使われていたダム建設用、ED456は1962年の追加生産型。電気機関車の重連運転をする私鉄も、他では見られなくなりました。
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2017年11月01日

藤原岳1

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関西本線富田駅にずらりと並ぶタキ1900。石油タンク車以外が並ぶ数少ない駅。止まっている線路にはホームがあり、三岐鉄道の電車が発着していた名残。現在の電車は少し離れた近鉄富田駅始発。国内最後のセメント輸送が静かな駅で続けられています。
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