2020年01月09日

東京の浜辺8

aa09.jpg

東京貨物ターミナル駅の北側。中央のポイントから手前がコンテナホームへの通路で、左に機留線、右の2本が着発線の通路と汐留駅へ抜けていた上り線。さらに右側には小規模の検修庫。

都心の汐留駅へ向かう構造でしたが、既に彼方の街へ向かう貨物列車はありません。
タグ:DE10

2020年01月08日

東京の浜辺7

aa08.jpg

隣の大井埠頭に比べて、東京貨物ターミナル駅北部は静かなもの。着発線に出入りする機関車が来るのはこのあたりまで。訓練施設の線路に比べて、かつての本線は草と錆色が目立ちます。
タグ:貨物線

2020年01月07日

東京の浜辺6

aa07.jpg

立体交差を跨ぐ立体交差。東京貨物ターミナル駅の北にはズラリとガード橋が並んでいますが、使われているのは向こうの灰色に塗られた新幹線部分のみ。どこにも繋がらない鉄路の上下を止まることなくトラックが走り抜けます。
タグ:

2019年08月18日

東京の浜辺5

a18.jpg

線路は大井埠頭の北へ。この背後は東京貨物ターミナル駅。

正面には京浜運河を隔てた天王洲アイルのビル。それほど離れていないものの、こちらの使われなくなった貨物線は緑地に浸食され始め、どこか廃墟のような雰囲気が漂っています。元々、コンテナ化で衰退しつつあった汐留駅への連絡用だったため、ガード橋は最初から1線使われず、右も訓練施設に転用されて架線がない状態。

1973年に汐留・塩浜操車場間が開通したものの、汐留駅廃止でわずか13年しか活用されなかった立派な貨物線。品川駅と分断されて連絡線としての役目もなくなり、大都会の空白地帯になっています。
タグ:廃線

2019年08月17日

東京の浜辺4

a17.jpg

京浜運河に沿って走る東海道新幹線。貨物線は既に機能していませんが、平行する回送線は品川の第一運転所廃止で頻繁に利用されています。
タグ:新幹線

2019年08月16日

東京の浜辺3

a16.jpg

高度成長期に建設された高架橋。新幹線の回送線と汐留駅から来る貨物線の複々線ですが、どこにも繋がっていない貨物線は架線もなく、鉄橋は錆び始めています。

羽田空港連絡で活用する話もありますが、都会の空洞のような線路は宙に浮いたまま。
タグ:廃線

2019年08月15日

東京の浜辺2

a15.jpg

品川駅の北側。右側に並ぶ東海道本線などは品川駅へ向かいますが、新幹線の通る回送線と、左の貨物線は大井埠頭へ。

品川駅東に新幹線東京第一運転所がありましたが、廃止されて大井埠頭の第二運転所へ集約。貨物線はここで分岐し、品川駅を通る品鶴線と東京貨物ターミナル駅を通る湾岸線に分かれていました。新幹線品川駅新設工事で貨物線は品川駅へ入れなくなり、分断された線路が中央の草の中に埋もれています。
タグ:新幹線 廃線

2019年08月14日

東京の浜辺1

a14.jpg

田町駅、新幹線の隣に残る砂利に埋もれた単線。

浜松町駅では撤去されていましたが、南のモノレール下から単線の貨物線が残存。カートレイン廃止後は品川駅と東京貨物ターミナル駅の連絡に使う引上線になっていましたが、既にすぐ近くの品川駅とは分断され、使われなくなって久しいです。
タグ:新幹線 廃線

2019年08月13日

芝の浦9

a13.jpg

東京タワーを望む芝浦の港。

左側の倉庫だけは芝浦駅があった当時のもので、この辺りが線路の南端でした。岸壁にあったカマボコ屋根の倉庫は取り壊され、100mくらい埋立地が拡大。レインボーブリッジから見下ろす港、東京の中心部にあった廃線跡は再開発の流れとともに消えていきました。
タグ:廃線

2019年08月12日

芝の浦8

a12.jpg

廃線跡が跡形もなく消えてしまった芝浦駅。

駐車場の中央に着発線があり、右側に荷役線やホームがありました。左側にある道路は再開発前の岸壁だった場所で、大きな倉庫は埋立後の新築。鉄道貨物のコンテナ化と同様に、港湾機能もコンテナ化で倉庫の役割が変わり、東京湾の海運を支えた貨物駅は、向こうに見えるレインボーブリッジと入れ替わるように姿を消しました。
タグ:廃線