2021年08月01日

黒い石の駅13

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特急型気動車の食堂車キシ80-31を再利用した軽食堂。

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特急型キハ80系は三笠駅の方で保存されたため、幌内駅には1両のみ。当初から保存より再利用が目的で、塗装を変えながら使われてきました。
タグ:キハ80

2021年07月31日

黒い石の駅12

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一般形気動車キハ20系の寒冷地型キハ22。1958年から300両以上製造された一大勢力で、北海道全域で見られました。後継車の登場よりも多数の地方線廃止で淘汰が進行。

廃線ラッシュの中、幌内駅に搬入されてきたキハ22-52。
タグ:キハ20

2021年07月30日

黒い石の駅11

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近代化に翻弄された電気機関車ED76-505。

炭鉱の多い空知地方から港湾への石炭輸送近代化のため、重量貨物対応の重連仕様と客車暖房用の蒸気発生装置を積んで、電化とともに投入されたED76-500番台。実際には非電化区間からDD51が直通して出番は少なく、普通列車以外では一部の急行と短距離貨物のみ。後から電化された室蘭方面には進出せず、最後には赤い50系51形客車を連ねた1往復だけでした。

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民営化後に次々と廃車される中、505号機は建屋の中で眠りについています。
タグ:ED76

2021年07月29日

黒い石の駅10

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建屋の中で保存されているC12-2。西日本や九州に多かったC12ですが、少数が北の大地にも存在していました。
タグ:C12

2021年07月28日

黒い石の駅9

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北海道北部の一大拠点、名寄機関区所属だったラッセル除雪車DD15-17。

DD14は大がかりで夏場に扱いにくい構造だったため、転向不要でDD13と同じように活用出来る除雪車として造られたDD15。当初は幹線向けで複線用のラッセルヘッドでしたが、一部は単線用に改造されて北の大地を走り回っていました。
タグ:DD15

2021年07月27日

黒い石の駅8

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DD13と同系統の中型標準機間DMF31SB-Rを2基搭載したロータリー除雪車DD14-1。

DD51と同系統の大型標準機間DML61Z-Rを2基搭載した後継機DD53は扱いにくく、結果的に2両背中合わせのDD14が冬場の主役に。蒸気機関車で押す除雪車に代わって、初の除雪用ディーゼル機関車DD14-1が登場したのは、もう50年も前。
タグ:DD14

2021年07月26日

黒い石の駅7

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建屋の中で保存されているDD13-353。

操車場の無煙化で登場したため、どちらかと言えば都市部の裏方だったDD13。街を離れて、今は山の中。
タグ:DD13

2021年07月25日

黒い石の駅6

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小型軽量のディーゼル機関車DD16-15。珍しいDD16は風光明媚な公園の片隅へ。
タグ:DD16

2021年07月24日

黒い石の駅5

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貨車を引く形で置かれたDE10-1702。

北海道の蒸気機関車廃止と地方線の貨物衰退は同じタイミングだったため、貨物用のDE10-1500番台は余り気味で、本州のDD13置き換え用に海を渡った仲間も複数。DE10-1702は比較的新しいのですが、国鉄末期の整理状況から10年前後で廃車になった機関車も少なくありませんでした。
タグ:DE10

2021年07月23日

黒い石の駅4

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廃止された幌内線、支線の終点だった幌内駅で保存されているディーゼル機関車DD51-610。

国鉄民営化前後、記念館建設に向けて幌内線廃止前から保存車両の搬入が進められていました。線路が分断され、炭鉱の町で動かなくなった車両たち。
タグ:DD51