2025年01月15日

野岩羽10

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全国各地で時代に翻弄された数多の路線がある中、レールが繋がった会津鉄道。下野・岩代・出羽を結ぶ野岩羽線は会津盆地から北へ延伸出来ませんでしたが、関東地方との連絡にシフトして山々を結んでいます。
タグ: 私鉄DC

2025年01月14日

野岩羽9

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会津滝ノ原駅の頃はホームに屋根がなく、列車交換廃止でホーム片面使用の無人駅。国鉄時代は本数がかなり少なく、首都圏までは会津若松経由の大移動でしたが、今の会津高原尾瀬口駅では特急電車とディーゼルカーが並び、電車が首都圏へ直結しています。

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会津高原尾瀬口駅の南側は新規開業の野岩鉄道。山と雪に阻まれた車止めの先に線路が敷かれ、建設継続の道を選んだ国鉄線。

2025年01月13日

野岩羽8

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雪の中、山に反響するエンジン音。廃止されずに生き残る道を選んだ路線の姿。当初のAT-100から世代交代が進んだ会津鉄道。
タグ: 私鉄DC

2025年01月12日

野岩羽7

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ホームが足跡ひとつない雪に覆われた会津高原尾瀬口駅。廃止対象路線の終着駅だった頃の侘しい雰囲気は電化で一変し、雪でも止まらない電車の頼もしさが山間の駅を支えています。
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2025年01月11日

野岩羽6

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会津高原尾瀬口駅に止まる会津鉄道のディーゼルカーAT-601。国鉄会津線は1986年の野岩鉄道開通に続いて国鉄民営化直前の1987年に転換。野岩鉄道との連絡は会津鉄道になってから改善され、1990年には会津鉄道も会津田島駅まで電化。赤い国鉄気動車が発着していた終着駅、今は明るい色の軽快車が発着しています。

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駅舎の連絡階段はそのまま駅前の売店に直結。利根川水系の鬼怒川に沿っていた野岩鉄道でしたが、分水嶺を越えた福島県側の会津鉄道は阿賀川沿い。手前の荒海川は新潟県で阿賀野川に名を変える大河の上流です。
タグ:私鉄DC

2025年01月10日

野岩羽5

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長いトンネルを抜けて県境を越えた野岩鉄道は終点・会津高原尾瀬口駅へ。特急電車では途中駅ですが、路線はここから国鉄会津線を転換した会津鉄道に。駅の隅には蒸気機関車を転向していた手回しの小さな転車台が残り、確かにここは国鉄時代の終着駅だった事を示しています。

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会津滝ノ原駅は会津盆地を阿賀川に沿って南へ山間を登った先にあった会津線の終着駅。秘境めいた駅の名は野岩鉄道開通時に会津高原駅へ変更。県境は南に霞む山を越えたわずか2km先ですが、鉄道延伸には半世紀を要しました。
タグ: 転車台

2016年11月25日

峠の入り口4

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福島駅を通過するEH500-57。国鉄時代には奥羽本線沿いに福島機関区があり、ED71・ED78・EF71全機にED75を加えた交流電気機関車の一大拠点でした。民営化後に奥羽本線標準軌化と各地の貨物縮小で廃止。寝台特急「あけぼの」にEF71・ED78重連を連結していた時代は昔話になりました。今の福島駅では通過する機関車しか見られません。
タグ:EH500

2016年11月24日

峠の入り口3

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福島駅の側線に止まる211系。なんだかあちこちで見かけた気がしますが、東北各地で留置されているようです。自走出来ないので本当に置いてあるだけなのですが、活用される日は来るのでしょうか。
タグ:211

2016年11月23日

峠の入り口2

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福島駅に止まる719系5000番台。奥羽本線標準軌化で登場したもので、ドアのステップがない他は0番台と同じような車体になっています。

福島駅では在来線と新幹線の間に駐車場が造られています。新幹線開業後も貨物扱いや車両留置をする側線が多数ありましたが、奥羽本線の軌間変更で北側が途切れる形になってしまい、大部分が駐車場に再利用されました。
タグ:719

2016年11月22日

峠の入り口1

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福島駅に止まる721系。北海道のものと違って、東日本特有の数字に「E」が付く721系です。この電車は斬新というか画期的で、車内にステップがありません。基本的に地方駅のホームは嵩上げされないまま低いので、両開き扉の近郊形電車もステップ付でした。721系では台車自体を改良して床面を下げており、横から見ると両開き扉と従来通りの乗務員扉の高さが大きくずれています。規格型の電車が多い近年では、一風変わった存在ですね。
タグ:東日本EC