2024年12月01日

臨港環状線15

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味の素専用線のゲート。市電経由だった頃からの狭軌乗り入れ区間末端で、塩浜操車場経由に変わって以降も狭軌がここから分岐していました。大量のタンク車が並んでいた敷地には建物が並び、何の跡も残されていませんが、ゲートだけが忘れられたようにそのままで。
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2024年11月30日

臨港環状線14

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川崎大師駅の踏切。下り線の標準軌に狭軌が乗り入れていた3線軌条の末端で、踏切の路盤だけは交換されず、今も内側に溝が残されています。
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2024年11月29日

臨港環状線13

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長い時を生き延びてきた鉄骨の架線柱が並ぶ京急大師線。1944年に戦時中の混雑対策で大師線が延伸される以前、1937年まで終着駅だった川崎大師駅は浜川崎方面へ向かう海岸電気軌道の乗換駅でした。
タグ:大手私鉄EC

2024年11月28日

臨港環状線12

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市電の環状計画に翻弄された大師線。川崎大師の参詣用に造られながら川崎大師駅の先に続いているのは、延伸と廃止がもたらした鉄道の歴史。
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2024年11月27日

臨港環状線11

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京急大師線の小島新田駅近く、塩浜操車場を挟んだ東側。左に曲がった敷地は廃線跡で、路線短縮・移転前の小島新田駅跡はここの手前。左に進んで貨物線を渡ると今の小島新田駅、右に曲がる道路は日本冶金の専用線跡。塩浜操車場新設に伴う貨物線の再編で北側に新設された神奈川臨海鉄道浮島線から工場裏に入る大がかりな経路変更となりましたが、そちらも残っていません。

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今の小島新田駅裏。塩浜操車場で大師線が分断された後、標準軌に乗り入れる狭軌区間は塩浜操車場から小島新田駅へ合流する形に。今は廃止されて再開発が進み、当時の雰囲気は残されていません。
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