2025年02月24日

相模野24

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シェルターをくぐる電車。トンネルではなく、飛行場の滑走路延長上で地下に潜るためのもので、飛行場周辺の鉄道で見られる構造です。

未開発の丘と田園を横切っていた長閑な地方私鉄は高度成長期に大手私鉄と並ぶほど急成長。時代に翻弄されてきた相模鉄道は、時代に取り残された飛行場の片隅で。
タグ:大手私鉄EC

2025年02月23日

相模野23

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東名自動車道が相模大塚駅のすぐ東をくぐっており、南に分かれた貨物線は駅の南側で高速道路を横断。道路橋との珍しい併用橋で、貨物輸送廃止後も軍用でありがちな線路そのままで残されていましたが近年になって撤去。路盤もなくなり、まるで歩道のような状態に。

前後の廃線跡には家が建ち始め、貨物列車が通っていた雰囲気はもう残っていません。
タグ:廃線

2025年02月22日

相模野22

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相模大塚駅西側。飛行場への軍用燃料輸送が行われていた支線の跡。相模大塚駅から側線に出て、折り返して右奥へと向かっていました。既に住宅地に飲み込まれて、廃線跡がわからないほどに。
タグ:東日本EC

2025年02月21日

相模野21

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珍しい無蓋緩急車トフ400。無蓋車の中央に小さな車掌室を付けた貨車は古くから存在。貨車の近代化で消えていった狭小な車掌室。脚光を浴びる事のない鉄道史を物語る小さな貨車は、今日も丘の上で。
タグ:他FC

2025年02月20日

相模野20

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車両基地の隅に置かれた電気機関車ED11。メーカーの性格が強く出た小柄な半流線形。最後まで残った軍用燃料輸送に使われていました。
タグ:私鉄EL

2025年02月19日

相模野19

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空中で途切れる高架橋。 かしわ台駅の車両基地は丘の上に線路を広げたため、引上線の敷地が足りずに丘からはみ出る珍しい構造。
タグ:線路

2025年02月18日

相模野18

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起伏に富んだ台地にある、かしわ台駅。発着するのは乗り入れてきた埼京線。かしわ台駅には面積が限られている丘の片隅に造られた車両基地が隣接。実際に手狭なようで、近隣の相模大塚駅や貨物線の厚木駅にも収容されています。
タグ:東日本EC

2025年02月17日

相模野17

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台地が切れる手前にある相模国分信号所。今も残る、小さなホームや側線。ここから曲がって海老名駅に向かう方が本線になり、直進する方が旅客輸送がない支線になりました。
タグ:大手私鉄EC

2025年02月16日

相模野16

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相模線と分かれた後の相模鉄道貨物線。築堤上を通っているのはこのまま海老名市東部の台地へ登るため。住宅地は台地の上に広がり、低地はほぼ全て田畑。ガード橋の向こうは団地などなく、離れていく相模線が見えていたのかもしれません。

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小田急電鉄との間には1973年に車両基地が造られて、併せて海老名駅周辺の大規模開発がスタート。南側のみ開発が進んでいましたが、1987年に300m北の相模線でも海老名駅が開業し、北側に多く残っていた田畑も少なくなってきました。
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2025年02月14日

相模野14

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相模線と並んで残る、相模鉄道の厚木駅。西横浜駅の連絡線が廃止された後は厚木駅で国鉄と接続。セメントなどの扱いがありましたが、最後まで残った軍用燃料輸送も廃止されてしまいました。

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車庫代わりで使われている線路の電車。台車は特徴的な外側ブレーキディスク。
タグ:大手私鉄EC