2026年01月07日

梅郷6

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二俣尾駅のすぐ北側、脇道に沿って残る専用線の跡。青い空と赤黄緑に色づく木々の下、遥か昔に忘れられた架線柱。

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落ち葉と枯草に埋もれたレール。戦前には二俣尾駅から青梅電気鉄道・南武鉄道・鶴見臨港鉄道と私鉄だけを経由して工業地帯まで到達していた石灰石輸送。3つの鉄道は全て戦時買収で国有化され、いつしか二俣尾駅の専用線も廃止されました。
タグ:廃線
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2026年01月06日

梅郷5

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新しい通勤電車が二俣尾駅へ。同じ電車が使われているものの都心への直通はなく、青梅駅からの区間運転しか来ません。

立川・青梅間の青梅鉄道は石灰石出荷に合わせて延伸を続けて、二俣尾駅も1920年に延伸された時の終点。平野部が途切れて多摩川沿いの渓谷が始まる、創成期には貨物輸送があった集落の駅。
タグ:東日本EC

2026年01月05日

梅郷4

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屋根の下に置かれた電気機関車ED16-1。1931年製で旧型電機の中でも古く、大型のEF53形やEF55形よりも前から活躍。国鉄末期まで立川機関区に残った青梅線の象徴的存在。戦後製の私鉄D級に比べて大柄に見えるのは、F級と同じく先輪付きでデッキ部分が車体の延長ではなく台車に載っているためです。
タグ:ED16

2026年01月04日

梅郷3

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国鉄で最後に新造された蒸気機関車E10-2。D52形やC62形と同サイズのボイラーを持つ勾配補機用タンク車。動輪5軸が珍しく、曲線で干渉しないように中央2軸は逸脱防止のフランジがない構造。

奥羽本線の庭坂駅から先に続く勾配では輸入機を国産化した5軸蒸気機関車4110形が使われていましたが戦時中の酷使で老朽化が進み、一方で戦後に計画された奥羽本線電化は遅れたため、1948年にようやく後継機E10形が登場。サイズの割に評価は微妙で、性能を十分に発揮出来ないまま1年後には奥羽本線電化で移転。最後は平坦な北陸本線の交直接続で中継に使われて役目を終え、試験車両以外では珍しい流転の一生を送った機関車でした。
タグ:E10

2026年01月03日

梅郷2

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青梅駅から北東の坂を上った先には青梅鉄道記念公園。屋根はかかってないものの、綺麗に整備されていたC11-1。保存開始時期が他よりも早く、収蔵車両にはトップナンバーが選ばれました。

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明治期の雑多な車種から脱却し、国鉄の近代車両で第一歩を記した8620形のトップナンバー。まだ花輪線では3重連で8620形が走っていた1960年代から保存開始。青梅鉄道記念公園はリニューアル工事で閉館中ですが、過去にも露天で傷んだ車両の修復が行われており、この場所も当初は屋根がありませんでした。
タグ:C11 8620